2時間55分は切れるぞ、と意気込んで臨んだ東京マラソン
大阪国際女子マラソンから、どんどん調子があがってきていた。1週間前の調整でも、2年前に2時間53分で走った時と同じくらいの出来上りだった。そこが落とし穴だったのかもしれないな。
今の実力を、すっかり色眼鏡で見てしまったようです。
7時15分に現地に到着、周辺で少しだけアップして、準備して8時10分にゲートを通る。ゲートでは、スマホアプリで本人認証、検温、荷物チェック。
荷物は、超薄手のシェルジャケット(最後までタイツに挟み込んで持って走る)、WINZONEジェル2本、アミノバイタル(パウダータイプ)2本、スマホ、パウチのアクエリアス(ペットボトル持ち込み不可)。
ゲートを通ってから、仮設トイレに並んで、8時30分頃にスタート地点へ。準エリートは入り口が別れていて、女子は右側に並ぶとなっていた。混雑がなかったので、もう少しゆっくりアップしてからでも良かったかな。
スタート地点では、関西のラン友さんとも会うことができて、テンションはどんどん上がったよ。


この後の苦しみ知らず。日差しがあって暖かくて、寒さは感じなかったし、女子ランナーでわいわいと、楽しい時間。
危険だった、スタートから10kmまでの下り基調
スタートから10キロくらいまで下り基調で、タイム的には速いけど、体感はゆったりしてて無理がない。抑えようと思っても、止まらない、止められない。目標を考えると、大丈夫これでよい、と言い聞かせた。
だけど、これも、大きな落とし穴だったのかもしれない。
腰の違和感で脚が止まった、大撃沈の序章
20キロあたりから、腰に違和感があって、足がしびれてきた。
思うように動かないのは足が売り切れたのか、座骨神経的な痛みからなのか。
あー、あー、脚が動かないよ。と、このあたりから、苦しみの始まり。落ちていくラップよ、止まってくれー、と思っても止まらない、止められない。
苦しみ続けたあげく、お腹の差し込みを初体験
腰が痛くて、苦しいのを我慢して、ようやく35キロ地点。まさか、さらに落とし穴があるなんて。
急に脇腹が差し込んだ。なんだこれ?と思ったら、どんどん痛くなって、呼吸もしにくくなってきた。歩かないと息できない? でも、歩いたらもう走れない。
ペースを落として、脇腹を掴んで抑えつつ、なんとか呼吸をした。もうこの時点でサブスリーすら危うい、と思った。だけど、ゴールはしたい。
ラスト1kmで、少し落ち着いてきたけど、時すでに遅し。最後の石畳に入ったところで、時計を見ると、あと少しでサブスリー、でも、届かない、と現実を知る。だけど、最後まで、あきらめずに走ってゴール。終わってみると、苦しみと痛みからの解放で、とっても爽やか。
マラソンは、いいもんだ。ありがとう、東京。





苦し楽し、最高の3時間0分31秒 感動の給水ボランティア
感染拡大の中で、初めて行われた大規模市民マラソン。初めてづくしの経験は貴重でした。
声を出しての応援がダメだったけど、給水ボランティアの方々が、温かい応援メッセージを書いたボードを持って、一生懸命応援してくれていた。その姿に嬉しくて感動。今も、心に穏やかに染み渡っています。
最近、世界でいろんなことが起こり、暗い気持ちになることが多い。だけど、東京マラソンでは、応援の優しさや温かさ、を感じることができた。ボードのメッセージを見ながら、こういうことが世界に広がっていくといいなと、思いました。
大阪から東京に来て、もうすぐ5年。東京の街も、やっぱり最高だった。
そして、まさかの打撲だった、腰痛
終わってから、腰の痛みだけが気になっていた。
だけど、時間が経ってみると、痛い位置が少しおかしい。尾骨から腰骨あたり。腫れてもいる。
この位置って、タイツにスマホをしのばせていたあたり。
フィットはしていたけれど、タイツは伸びるから、コツ、コツ、コツ、コツ、と腰にぶつかり続けていたもよう。この腰痛は、まさかの打撲だった、と思われる。
フルマラソン走る時に、腰のポケットに決してスマホをいれてはいけません。。。
あと、差し込みは、筋力不足が原因とのこと。筋トレ全然しないのもいけません。。。
そんなこんなで、なかなか、思うような結果を出せないまま、シーズンが終わってしまった。
けれども、なんどでもやり直せるのが、ランニングの良いところ。
練習方法を、あれやこれやと考えて、もう少し自分に厳しく、やりなおそう。と思いました。
今日も、ブログに来てくださって、ありがとうございます。
コメント
マラソンお疲れ様でした❗️
3時間も走り続けているなんて、もはや尊敬しかないよ〜。
ありがとう! 意外とあっという間だよ、3時間笑 腰負傷したけど。