気づいたら、シーズンオフだった

ランニング

いろいろ考えさせてもらった、大阪マラソン

大阪マラソンを走ったのは2月末で、もう3月も終わりに近づいている。

今年はじめてエリートの部で参加させていただいた。
大阪国際からは身体の回復に努めたものの、やっぱりまだ調子も上がらないままだった。
大阪国際の失敗は、結局は力不足。
今の自分の力を見誤ったために、オーバーペースが低体温につながったのだと、自分なりに整理した。

大阪マラソンは第2回(2012年)に2時間53分10秒でシカゴ賞をいただいた、思い入れのある大会。
コロナ前の2019年に出たのが最後だ。
その時も2時間53分38秒と相性が良い大会でもある。
サブスリーをしたいという思いはもちろんある。
でも、今の自分には厳しい、ともわかっていた。

2012年から毎年続けてきたサブスリーへのこだわり。
ふと、この、こだわりが何なのか、分からなくなる。

走ることができる社会的環境、
周りのサポートや理解、
身体の健康、
故障なく走り続けられること、
毎日のトレーニング。

どれをとっても尊い。
ありがたいなぁ。
と、ふと思う。

無条件に感謝の気持ちを味わえる、
それも、マラソンの良いところのはずなのに。
なんだか、タイムばかりに目をむけて。

目標に向かって努力することも、もちろん尊い。

だからこそ、こだわりを捨てつつ、目標をもつ。
そのバランス力が問われているような気がして。

そんなことを考えながら、またこれから違う景色が見えるかもしれないな、
と思えた、今回の大阪マラソンでした。

大阪マラソンは、冷たい雨、そして風という厳しいコンディションだったこともあり
3時間5分以内を目指して走るも、結果は3時間8分16秒。
今シーズンはこれで終了。
鳴かず飛ばずのシーズンとなったし、サブスリーも途絶えた。
でも、じつはとてもサッパリしている。

労働に負けたり、走らない言い訳をいっぱい作って、明らかに練習の積み重ねを怠ってきて、走行距離も半減。
点ではできてた練習で出来たつもりになり、線ではつながらなかった。
うーん、奥深き。
人生にも似ているような。

また、これから、目標に向かって積み上げていく楽しさを味わいつつ、来シーズンこそは、ベスト更新できるような身体を作っていきたいです。
たくさん練習しますので、みなさま、お付き合いよろしくお願いします。




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