濱口竜介監督 短編集「偶然と想像」
ずっと見たかった映画。渋谷Bunkamuraにて。
静かに心揺さぶられる映画。濱口監督の作り出す世界観は、今回も、じっくりと余韻を残すものでした。
第一話「魔法」、第二話「扉は開けたままで」、第三話「もう一度」。
積み重なる人生の偶然と、受け手の想像から織りなされる物語。
“ことば” は、発する人が意味をもっているのではなくて、受ける人が、そこから意味をみつける。
同じ “ことば” を聞いたとしても、感じたり、強く残るところは、人によって違うのだから。
偶然に溢れた世界で、想像しながら生きている私たち。すぐ隣の日常が、こんなにも奥深いなんて。と穏やかに染み渡る、とても素敵な映画でした。
「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー賞をとったら、この映画も、放映する映画館が増えると思うので、独特の世界観を、ぜひ味わってほしいな。
すっかりオフモード、ランニング活動
東京マラソン2021を終えて、傷心ながらも、開放感に満ちあふれている、今日この頃。
来シーズンに向けての課題は?と考えて、こんな練習ができたら強くなっているに違いない!と、タラレバ的に想像して、なんだか楽しい気分になれる、なんとも乙な春、がやってきた。
私のタラレバ的思考では、
- 春に、スピード練習(5000の記録会にコンスタントに参加)・・・去年は色々あって、できなかった
- 夏に、LSDや坂練習で脚作り
- 秋に、スピード持久力を上げて、ハーフマラソンに積極的に参加
- 冬に、キロ4ペース走で仕上げる
レースは大阪国際女子マラソンが本命。東京マラソンは疲労が抜けていなかったと思っているので、レース間隔は開けたい。そうなると、金沢マラソン→大阪国際女子マラソン→長野マラソンのイメージ。
東京マラソン1週前の練習メニュー、ふり返り
水曜にいつものように5000mのペース走を入れたのだけど、動きが悪かった。1週前の10kmペース走が調子よく、思ったより頑張りすぎたのだろう。疲労が抜けていなかった。感覚が悪い時点で、木曜、金曜と2日連続で完全休養にした方が良かったのかもしれない。金曜日に長めのWSを入れて、前日にも100mWSを入れて悪あがきしたけど、動きはやっぱり良くなかった。
そして、この偶然の重なりを、積極的に想像した、私の東京マラソンは、悲しくもはかなく終わってしまうのでした。でもそれも、ひとつの偶然にすぎないのでしょう。
- 2月28日(月)10kmジョグ
- 3月1日(火)8kmジョグ
- 3月2日(水)4.5kmジョグ→5000mペース走(20’20”)→4.5kmジョグ
- 3月3日(木)完全休養 PCR検査、東京マラソン受付
- 3月4日(金)8kmジョグ WS200✕4本
- 3月5日(土)6.5kmジョグ WS100✕5本
- 3月6日(日)東京マラソン2021 42.195km(アップ1.5km)
今日もブログに来てくださって、ありがとうございました。
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